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ぱぱおぶにい

Author:ぱぱおぶにい
こんにちわ。落ちこぼれイクメンの「にいパパ」です。

最近、家庭内の地位の向上を目指し、娘の寝付かせの際に、いろんなお話をしています。そんなお話の忘備録をつけようとはじめました(笑)。もしご興味があれば、最初から読んでいただくと話がつながるように作るつもりです。毎週水曜日の更新めざします!!。

全国のパパさん、一緒に地位向上にむけてがんばりましょう―。

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エドシティを騒がすネズミン小僧(2)

2015.07.30 02:01|はじまりの冒険
僕と娘は、愛犬の散歩中。
中間地点の水辺公園から自宅への帰り道、「はい、つづきつづきー」という催促を受けて僕は、ネズミン小僧のお話を再び話し始めたんだ。

「ぷふぁーーー。」新之助と若女将のおふうさんは、同時にお猪口を開けました。今のでお銚子8本目が空いてます。ふたりとも、すごい勢いです。
「で、追いかけたのかい?。ネズミン小僧を。」
お猪口をもてあそびながら、おふうさんは尋ねました。あまり酔っ払った雰囲気は、ありません。
おふうさんのお猪口が、彼女の指先でくるくる回っています。それをぼーっとみている新之助は、だいぶ酔いが回ってきているようです。
「うぃーー、ひっく、、、、ああ、そうなんだよ。」
新之助のほうは、少しろれつが回っていません。
「あいつを初めて見た場所から、結構走ってさ。あいつの足ってばよ、もう速いのなんのって。必死に追いかけて、気が付いたら東町の寺のところだったんだわ。」
「ええ?武家屋敷の通りからかい?そりゃあ、すごいね。」
おふうさんは、切れ長の目をまんまるにして驚きました。
「ああ。」そう、うなづいて、新之助は話をつづけました。

音もなく家々の屋根の上をかけ続けるネズミン小僧を、新之助は、その超人的な耳を使って、なんとか見失わずに追いかけていました。二人の距離はだいたい100メートル。かなり距離があいたので、逆にネズミン小僧には気づかれてないようです。
東町の寺の裏までやってきたとき、新之助はネズミン小僧が、ふっと立ち止まり、屋根からひらりと飛び降りるのを感じました。

愛犬が街路樹のネッコの下でクンクン何かを嗅いでいるのを見ていた娘は、いきなり突っ込んだ。
「ところで、パパ。ネズミン小僧って、小判をばらまくんでしょ??。小判ってとっても重かったってテレビで言ってたけどさあ、
細い人が持てるもんなの??てかさー、どこにそんなたくさん持ってるの??。」
うおっと、なかなか鋭い。
「それはねえ、、、、」と、ちょっとヒヤっとしながら、僕は続けた。

ネズミン小僧が飛び降りた場所には、どうやら、何人かの人間がいるようです。新之助は少し離れた家の屋根の上で息をひそめ、目を閉じて例の能力で人数を数え始めました。
「ひぃーふーみぃー、、、、、おっと8人もいやがる。」
新之助は腕にある程度の覚えがありましたが、さすがに8人の賊とはやり合えません。
「しかたねえ、あいつらの様子をさぐろう。」
新之助は彼らが何を話しているか聞こうと耳をすませました。しかし、まったく声が聞こえてきません。どうやら彼らは、手話のようなものを使って会話をしているようです。
今度は新之助は目を凝らしました。すると、彼らは旅の芸人、杓杖を持った法螺法師、富山の薬売り、、、、様々な格好をしているのがわかりました。
(ちっ、こいつらどっかの忍軍か??。こりゃあ、下手に突っ込むとやべえな。)
新之助は「長丁場になるな」と覚悟しましたが、その予想は外れて数分後、ネズミン小僧を残して彼らは方々に散って行きました。みんな白い袋を背負っています。

「あ、わかった。そこに小判が入ってるんだ。ネズミン小僧は、一人じゃないんだね!。」
おおう、鋭い。僕は、うれしくなった。

「お、これで、一人になったな。とっつかまえてやる。」
一人つぶやいて、新之助はひらりと屋根から降り、ネズミン小僧にすすーっと近づいていきました。
「今度は、さっきみたいにはいかねえぜ。」
新之助は、十手の手元についた高圧エレキテルのスイッチを入れました。すると、『ブンっ!!』とその一瞬だけ、通電音が鳴りました。実はこの十手、いわゆるスタンガンで、先っぽがちょっと触れるだけで相手を一瞬で麻痺させられる、エドシティ同心の秘密兵器でした。

「だめよーんだめだめ。そんなの使っちゃあ!」
ふいに新之助の背後で声がしました。先ほど散って行ったうちの一人、法螺法師が襲い掛かってきたのです。
杓杖がものすごい速さで新之助の頭に振り下ろされます。
バチン!!!すごい音がして、高電圧がかかった十手が杓杖を弾き飛ばしました。とっさに新之助が反応し、十手で頭を護ったのでした。

「あのさ、エレキテルと『だめよん』って、かけたの?」
「ばれた?」
「だめよーん、だめだめ!!」
なんだ、気に入ってるじゃない(笑)。
新之助は体勢を整えて瞬時に相手から距離をとると、十手を構えました。法螺法師は、新之助の十手に気がつくと、懐から革の帯を取り出して両腕にぐるぐる巻きつけました。これで受けられるとせっかくの高電圧も役に立ちません。
「同心、幕府の犬ね?あら、でも、
顔はイケてるわね。」

「えーー??おかまーー???」
「そそ、おかま。」


『フフフっ』と不気味に笑って法螺法師は、杓杖をひねりました。すると、3つに分かれて三節棍となりました。法師はそれを、ものすごい速さで、振り回し始めました。

「可愛がってあげるわ!!!。」
新之助を棍が、あらゆる角度から襲ってきます。右からの攻撃を受けたと思ったら、すぐ頭に降ってきます。それら2つを新之助が跳ね返した瞬間、法師は足払いを間髪いれずに放ってきました。
「せい!!」
新之助は、法師が払ってきた足めがけて、十手を打ち込みました。バチン!!!と、火花が飛びます。
「やったか!!??」
そう、油断した瞬間、棍が横っ面から飛んできて新之助は吹っ飛ばされました。
「ざんねーん、私のズボンは特性の寅革のパンツよん♪そんな電撃きかないわん。」
法師は、新之助に向かってお尻をつきだし、
おしりぺんぺんをして、「どう?もういちどやってみる?きちゃう??と挑発しました。

「キモいおかまー。はやくやっつけちゃって!。」
キモいのは少しだめらしい。

法螺法師の棍はとても重い金属の外側を樫で覆って出来ているようで、その打撃力は新之助を5メートルも吹っ飛ばすほどでした。かろうじて十手で受けていたため無傷でしたが、まともに頭にくらうとスイカ割りのように真っ二つになってしまうでしょう。
「護りに入っちゃ、ジリ貧だぜ!。」
新之助は、棍をなんとかかわしながら、十手をどんどん打ち込みました。そのたび、法師は分厚い革で守られた両腕でバチンバチンと受けます。法師の反応も相当なものです。
(あの腕に巻いてある厚い革をなんとかしなきゃな。。。。)
新之助は少ししゃがんで腰に撒いてある袋から、ある飲み物を取り出し、口に含みました。
「なあに?喉でも渇いたの??。大丈夫よ、すぐオネンネさせてあげるから。」
法師はふたたびものすごい速さで、新之助を攻め始めました。その攻撃をなんとか凌ぎながら、十手を打ち込むその直前!
「ぷーーーーっつーーー!!!!」
新之助は口に含んだ飲み物を、法師の両腕めがけて吹き掛け、間髪いれず十手を打ち込みました。すばやい反応で法師はそれを両手の革で受けます。
バチン!!!電流がハジケル音、そして、、、、

「ね、どしたの??。」
声をためている僕に我慢できずに、娘が聞いてきた。


「ぎえぇえええええええ!!!」
っとちょっと変なオカマの悲鳴が響きました。法師はそれを上げたあと、気絶しています。

「えええ??どうしたの??。なんで電気ショックが効いたの??。」
「それはねえ。。。」


新之助が法師の腕の革に吹きかけたのは、ポカリスウィーートというスポーツドリンクでした。人間の体に合わせた電解質が溶けてるっていうアレです。つまり電気をよく通すそれが革と革の間に染み込んだので、電気ショックが法師に届いたのでした。
「やったぜ!!!。エドシティの同心をなめんなよ!!!」
新之助はガッツポーズをすると、法師とのやり取りの間にどこかに消えてしまったネズミン小僧を再び探しはじめました。

「ポカリスウェットのみたくなっちゃった。のどかわいたーー。ねね、コンビニ寄ろ!!」
「もうすぐご飯だから、そんな甘いの飲んじゃだめだよ。」
「えーー、じゃあ、ルイボスティーでいいよ。」
「しかたないなあ。」
しばらく進んで、僕たちはコンビニの前についた。娘に愛犬をまかせて、僕はルイボスティーを買いにコンビニに入ったんだ。

づづく。
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