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ぱぱおぶにい

Author:ぱぱおぶにい
こんにちわ。落ちこぼれイクメンの「にいパパ」です。

最近、家庭内の地位の向上を目指し、娘の寝付かせの際に、いろんなお話をしています。そんなお話の忘備録をつけようとはじめました(笑)。もしご興味があれば、最初から読んでいただくと話がつながるように作るつもりです。毎週水曜日の更新めざします!!。

全国のパパさん、一緒に地位向上にむけてがんばりましょう―。

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エドシティを騒がすネズミン小僧(3)

2015.08.05 07:00|はじまりの冒険
「ありがとうございました!。」
マニュアル的にお礼をするコンビニのお姉さんに、「どうもー。」って返しながら僕はコンビニを出たんだ。で、娘にルイボスティー500mlのペットボトルを渡す。
「そう、これこれ(笑)。」
おいしそうに飲んでる娘に、「ねえ、ちょっとパパにもちょうだい。」と、少し飲ませてもらったんだ。お、ちょっとクセがあるけど、飲みやすい。
「慣れるとおいしいんだよ、これが。」
って、少し大人じみたことを言う娘ににんまりしてたら、
「ねー!休んでないで、話の続き!」
厳しい督促(笑)。
「えっとねえ、、、、。」
僕は残りの話をし始めたんだ。

新之助は法螺法師をやっつけたあと、ネズミン小僧を探していました。あれだけ足の速いネズミン小僧なので、もうどこかに行ってしまったでしょう。が、念のため新之助は目を閉じ、例の能力であたりを探ることにしました。
「む、いるぞ!!!。」
新之助が感じ取ったネズミン小僧の位置は前方30メートル、寺の中です。
「あらよっと。」
新之助は、ひょいっと目の前の寺の壁を乗り越え境内に入りました。さすが猿のように身軽です。

「あらよっと」
娘もそう言って、道端のちょっと高くなったブロックの上にふざけて飛び乗る。
「気をつけてよー、前みてないと転んで怪我しちゃうよ。」
心配そうな僕をよそに、
「はいはい、つづきつづきー」
娘は促してきた。「まったく。」、といいながら、僕は続ける。


東寺の名物に九重の塔がありました。高さは約80メートル。ネズミン小僧はその下でしゃがんで何かの道具をカチャカチャやっています。下を向いているので、ほっそりした首筋が顕になっています。
(ネズミン野郎だ。)
新之助は気配を消して近づきながら十手の高電圧スイッチを入れました。が、ウンともスンとも動きません。法螺法師の強烈な打撃を何度も受けて壊れてしまったようです。
(仕方ねえ、電撃なしでもとっ捕まえてやる!!)
壊れた電撃十手を腰に差し直すと、新之助は一気に距離をつめました。
「セイ!!!」
必殺の気合を込め手刀を一閃。気絶させるため、ねらいは下を向いてしゃがんでいるその首筋です。

パシッ!!!
乾いた音がして、新之助の手刀が受け止められました。ネズミン小僧が後ろ向きにしゃがんだまま、左手で受け止めたのです。
新之助の手を捕えたままネズミン小僧はくるりと振り返ると、すっと新之助の懐に入り込みました。その右手が新之助のミゾオチ付近に添えられた瞬間、小僧は左足を踏み込みました。あたりに音がズシンッと響きます。
「なにしやがっ・・」
言い終わる前に、小僧の右手からとてつもない衝撃が新之助の体の内側に伝わってきました。

ズンッ!!!!!
中国拳法でいうところの震脚⇒寸勁コンボです。

「パパ、バトルマニアだねえ(笑)。」
「しかたないじゃん、ジャンプ世代なんだから。」
「マンガ好きだもんねえ。」
僕はにやりとして、続ける。

「う、、、、ぐ、、、、、。」
新之助は内臓を揺さぶられて身動きがとれなくなりました。
「・・・。」
ネズミン小僧は新之助が動けなくなっているのを確認すると、無言で先ほどいじっていた道具を頭上に掲げました。それは小型のウィンチで、塔の上のほうから垂れている綱につながっています。綱は塔の一番屋根につくられた木製のクレーンから降ろされていました。
キーンと甲高い音をあげて、ウィンチが綱を巻き取りはじめると、ふわっとネズミン小僧の体が地面から浮きました。
「に、逃がすかっ。。。。」
新之助は、ほとんど体を動かせませんでしたが、なんとかネズミン小僧の足につかまりました。その瞬間、ひゅーんと二人の体は塔のてっぺんに向かって登っていきました。

「え?てっぺんって、80メートル?」
「そそ、80メートル。」
「おっこちたら、死んじゃうねえ。」


数分後、二人の体は塔の一番屋根の上にありました。新之助は寸勁のダメージで仰向けに転がったまま動けません。そんな新之助をよそにネズミン小僧は何かの機械を組み立てていました。どうやら大きな翼をもつ、風の谷の大凧のような乗り物です。カチャカチャやっていましたが、やがて新之助のほうを見ると、
「・・・。」
無言で先ほどのウィンチを投げて寄こしました。『これで降りろ』という意味のようです。
(ち、変に気をつかいやがって・・・・。殺しはやらねえってのは、ほんとなんだな。。。)
動けない新之助は目だけでネズミン小僧を追っています。
それから数分経って大凧が組みあがりました。ネズミン小僧はそれに乗ってふわり塔から飛び立つと、塔のまわりをぐるぐる旋回しています。気流を捕まえて上昇するためです。町中にばら撒くための犯行声明を懐に抱えているのが見えました。

「ふーん、それで、ばらまいてるんだ。」
「そそ。」
「ナウシカみたいだね。あ、もしかして、女の子なの?」
「それはまだヒミツ。」
まあ、女の子にしたらベタ設定になっちゃうね。それでもいいけど(笑)。


少したつと、ネズミン小僧はもうかなり上のほうに登って小さくなっていました。
「こなくそ!!!。」
寸勁ダメージが回復してきた新之助はヘッドスプリングで立ち上がりました。せめてネズミン小僧がどっちの方向にいくか確かめようとしたそのとき、


バチン!!!

腰に数万の針を刺されたような痛みを感じ、体がのけぞりました。何がおきたか分からぬまま、新之助は自分の体が屋根から転がって、地面に向かって落ちていくのを感じていました。。。。

「ええ????何がおきたの???。ネズミンさん、罠しかけてたの??。」
「さあ、なんだろうねえ(笑)。」
素直な反応に僕はにんまりした。


づづく。

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